”ぼちぼち日記”にも書いてありますが、
先日、おたよりばさみについてのペープサートがありました^^
ペープサート終了後は、お部屋に帰って、
子どもたちがどんなことを感じたか、お話しました。
その話の流れで、
「おたよりばさみだけではなくて、色々なものを大切にしよう」
ということを伝え、お道具箱の整理をしてみました。
お道具箱には、
➀クレヨン ②のり ③粘土
この3つが入っているかな??っと保育士と一緒に確認しましたよ。

特にクレヨンは、ケースにきちんと入っていなかったり、
名前の紙をはいでしまっていたりしている子が多かったようで、
「あかがなぁい!」「ぴんくがなぁい!!」「これだれのぉ?」などの声が響いていました^^;

片付けが終わったお友だちから、
お絵かきをしたりして遊んでいてもらいました。
すると、
「あーーーん!!」っと泣き声が。
場所の取り合いでケンカになってしまい、どちらも手がでてしまっていました。
保育士が間に入り、ケンカの理由を聞き、”お口で言おう”っとお話をしました。
また、別のところではクレヨンでお絵かきをしていたお友だちが、
少しおふざけをして、テーブルと床にも描いてしまっていました。
一度みんな席についてもらい、もう一度ゆっくりお話をしました。
「みんなはもうすぐきりん組さんになるし、
2つ、大切なことをみんなにお話したい・・・」
っと言い話し始めました。
①テーブルや床にお絵かきをしたことについて
・保育園のテーブルも、みんなのために買ってもらった大切なものだということ。
・テーブルや床は何をするためにあるのか??
・おたよりばさみなど、自分のものは、もちろん大切にしないといけないけど、
ぱんだ組にあるテーブルやオモチャもみんなで大切にしてほしい。
②お友だちとのケンカについて
・お友だちとケンカをするのは悪いことじゃない。ケンカをして仲良くなる。
・ケンカはお友だちを傷つけるためにするものではない。
・パンチやキックをしても、自分の想いは相手には伝わらない。
・大きい声でもいいから、”やめて!””いやだ!””しないで”と言って欲しい。
・それでもダメだったら、先生達に言いに来てほしい。
・”もの”も大切だけど、なにより”みんな”が大切だから、傷つけ合わないでほしい。
この話が、子どもたちにどれだけ響いたかはわかりませんが、
みんなしっかりと聞いていてくれました。
”大切に・・・”と、言葉で言うのは簡単です。
頭ではわかっていても、それを行動に移すのは結構難しいものですよね。
それでも、少しだけでもいいので、子どもたちがなにか感じてくれたら・・・と思い、
自分なりにわかりやすいように考えてお話をしました。
ぱんだ組みんなで、”大切にする”っということについて改めて考えされた一日でした。