少しずつお約束したことを頭の中で考えながら生活や遊びができるようになってきた子ども達です

遊びでは、鬼ごっこやかくれんぼ、しっぽ取ゲームなど、ルールのある遊びも保育士と一緒にすることで楽しめるようになってきましたよ

その中から先日はイス取ゲームをしました!
イス取ゲームは以前から何度かやったことがあるので、なんとなく分かっているようでしたが最初に担任がやってみせて示したり、話をしてルールの説明をしました

まずはグループごとに小さい丸をつくってイスは減らさずに行いました


音楽が鳴り出すと、ハイテンションでイスの周りをぐるぐるまわっています

勢い余ってか、まだいまいち分かっていなかったのか、隣のグループまで走りに行ったり、走ることが楽しすぎて音楽が止まっても走り続けるお友達もいました

そんな時は声をかけると気付いて戻ってきてくれます

音楽が止まってイスに座るとき、以前自分が座っていたイスに座る子ども達

子ども中で、「これが自分のイス」だという思いが強いのでしょうね

何度も説明して繰り返し行ううちに、「どれに座ってもいい。」という事が分かってきたようです!
ひとしきり楽しんだ後は、イスを一つずつ減らして行いました

座れなかったお友達は淋しいので、イスに座ったお友達のお膝に座らせてあげるというルールにしました。


イスに座ったお友達は「こっち、あいてるよー!」「おひざにきてー!」と優しくよびかけていましたよ

お友達のお膝に座りたくて、みんながイスに座ってしまうのを待っているお友達もいました

もう一つイスを減らすとこんな感じになりました



みんな優しくお友達を呼んでいる姿に心が温かくなりました

最後に大きな円をつくって楽しみました!

たくさん席が空いているのに、座りたい席を吟味しています

ルールに沿って早く座ることを意識して楽しむ子ども、気の合うお友だちの隣に座ることが楽しい子ども、好きなイスを狙って座る子どもなど、
それぞれの思いが伝わってくるイス取りゲームになりました