先日ぱんだ組さんはパン屋さんに変身してパン作りをしました!!
なんでパン作りをすることになったかというと・・・
子どもたちのだ~い好きな本の一つに『からすのぱんやさん』という絵本があります。
からすのぱんやさんの家に赤ちゃんが生まれ、みんなで協力してたくさんのパンを作るお話です。
パンがたくさんのっているページを見て、「これ何パン??」と聞いてきたり、
「〇〇パンがいい!!」と会話が弾みます♪
そして、最近保育園の近くには、たくさんのカラス達がいるんです・・・
それを見て、「あっ!!せんせー!カラスのパン屋さん!!」っと大興奮^^
そんな子どもたちの姿を見ていて、絵本の世界を現実に体験させてあげてはどうか??と考えパン作りをすることにしました!!
さて、突然好きなパンを作っていいよと言われても戸惑ってしまうだろうと思い、
前日に”何パン”を作るか考えてそれを絵で表してみました^^
”まるぱん””たいようぱん””ぶどうぱん”に”さめぱん”など・・・それぞれが想像を膨らましていました。

黒板に貼り、パン作り当日に子どもたちがいつでもそれを見て作れるようにしました!!
さて・・・当日><!
エプロンに三角巾!!気合い十分の子どもたち!!
「チチン プイプイ・・・パン屋さんになぁ~れ!!」
っで、みんな立派なパン屋さんに変身しました^^
「からすのパン屋さんも、みんなで協力したからおいしいのができたんだよ。みんなも協力してね!!」
と言い、作業開始☆
まずは材料を混ぜ混ぜ・・・
「それさとうでしょ!?」「それなん??」
とみんな興味深々^^!
そして少しずつ水を混ぜながらこねます!
これが一番力がいる作業なので子どもたちにも少しずつ手伝ってもらい、
「あとは先生たちに任せとけぇ!!」と保育士が頑張りました!
それから、静かに寝かせて発酵させます・・・。
「みんながお昼寝して大きくなるように、パンさんも少し寝たら大きくなるんだよ」
っと伝えると、お部屋はシーンと静まり・・・
パンさんがゆっくり眠れるように、子どもたちなりにとっさに思ったのでしょうね^^
発酵の間にホールに行き話し合い・・・
話し合いの内容は「誰先生にパンを届けるか」です。
パン屋さんなので、お客さんがいてくれたほうが子どもたちも嬉しいだろうと思い、
2つパンを作って、一つはお客さんのために作るのはどうかと提案したのです^^
かおる保育園の職員は20人、そしてぱんだ組の子どももちょうど20人・・・。
同じ先生に2人の子どもがパンをあげることはできません。
はじめは「〇〇先生がいい人~??」っと手を挙げてもらい、
同じ先生にあげたい子ども同士でじゃんけんをして決めていきました。
もちろん、じゃんけんじゃ納得いかず、泣いてしまう子もいましたが、
「〇〇先生にはお手紙でその気持ちを教えてあげようか^^」
っとお手紙を渡したりすることで納得してくれました。
お部屋に帰ろうとすると、外にはたくさんのカラスが・・・!!
みんなで、「まだパンできてないよ!!」とカラスに叫んでいました(笑)

お部屋に帰ってくると、パンの生地がすこしふっくらとし、子どもたちはビックリした様子でした(笑)
さて、いよいよ形を作っていきます!!
「どんなするとぉ??」っと迷ってなかなか手が進まない子、
黙々と形を作っていく子、「もーいっかい!」とやりなおしをする子。
どの子たちもそれぞれ一生懸命に想いを込めて形を作っていましたよ☆


形が出来上がると、給食室に持っていき、
「お願いしま~す」とおいしく焼いてもらいました><
出来立てホヤホヤ、ホカホカのパンをそれぞれのお客さんにお届けです♪
パンを落とさないように気をつけながら運んでいましたよ^^
大好きな先生で、照れてしまい「ただのまるパンだけど・・・。」
っと渡した子や、
ニッコニコで「はい♪ど~ぞ!!」と渡し
「ありがとう」とギューっと抱っこしてもらった子など、
みんなお部屋に帰ってくると幸せそうな、満足したような、自信に満ち溢れているような・・・
そんな表情をしていました♪
ぱんだ組のパン屋さんは大成功で、たくさんの先生たちから
「おいしかったぁ~」っとお褒めの言葉をもらいました☆
もちろん子どもたちは「おいしい!」っと自分の作ったパンをペロリと食べていましたよ^^

※み~んなの出来上がりのパンの写真を撮るつもりでいたのですが、
温かいうちに先生たちに届けたい・・・
温かいうちに子どもたちに食べてもらいたい・・・
ということで頭がいっぱいで、撮りそこねてしまいました(;;)スミマセン・・・