2月3日、節分に、鬼がやってきました。
この日は、朝から、「先生、鬼は来ると」「豆まきって、書いてあるよ」「ママが、鬼が来るって言ってたもん」
と、聞きに来ます。
去年、とても怖がっていたこともあり、子ども達には、何も話してはいませんでした。
そろそろ鬼が来る時間になりました。担任が、節分の紙芝居を読んだり、お豆を配ると、
「何でそんな話をするの?」「なんで、豆配るの??」と質問ぜめ・・・。
今から、鬼が来るの。だまってて、ごめんね。鬼は、みんなのお腹のなかにいる、虫さんを取ってくれるよ。
虫さんを取ったら、みんなげんきな、年長さんになれるよ。と話をしました。
二匹の鬼が、やってくると・・・
ぐっと涙をこらえ、「鬼は外、福は内」と大きな声で豆を投げ、誰も、泣く子がいません。

自分から、鬼に体を、なでてもらい、病気虫や、悪い虫さんを取ってもらっていました・・。

これで、元気いっぱいの、年長さんになれるでしょう。
これは、きりん組さんが作った、鬼の、お面です。顔の形、色使いが、とても個性的ですよね。
強そうな、かっこいい鬼さんが出来ました。節分に来た鬼より、怖そう・・・(笑)


後日談です・・・。
子ども達と、折り紙をしていました。
Aちゃん「先生、私、知ってるよ。鬼は、先生だったんでしょう?」
担任「えっ、なんで?」
A「だって、見たもん!鬼さんの首に黒い髪の毛がでてるの・・・。それと、紐が取れてて、Y先生が、結んでやらしたもん」
周りにいた子たちも、「ウン見た見た」と口をそろえて話していました。
節分の頃には、そんな話は、全くしていなかったのに少し時間がたち、冷静に思い出したのでしょうか・・・。
鬼を怖い・・・と思いながらしっかり見ていた子ども達に、驚きました。