10月最後の週は,芋掘りがありました。今年は、自分で掘った芋は自分で持ち帰りましょうということで、各御家庭にお願いして、布の袋を準備していただきました。
子ども達は、いっぱい掘るぞーと張り切って畑まで歩いていきました。
今年のお芋は、6月の苗植えから、畑の草取り、そして収穫前のツルきりとたくさんの作業に携わってきたので、特別な思いがあったようです。みんな、夢中で掘っていました。
また今年は、大豊作で大きいサイズのいもがたくさんしゅうかくできましたよ

と、そこで担任は、子ども達に声をかけました。
「みんな、お芋が袋から落ちそうだけど、保育園まで自分で持って帰れるの?」
子ども達の返事は、迷わず・・・
「うん、大丈夫」 でした。
「そう?じゃ、自分で持って少し歩いてみて」
の声掛けに、歩き始めました・・・。
すると、「おっ重い!!!」と感じたようです。
自分で持てるか、確認しながら芋を減らしていました。
これなら大丈夫と自分で決めた量のお芋を持ち、畑を出発

張り切っていたのですが歩き始めると、重さで手が痛くなり、なかなか足が進みません。
お芋を更に減らしたりしながら、いつも10分ほどの道のりを、30分掛けて、頑張って歩きました・・・。
園に着くと疲れたのでしょう土で汚れた衣服を,無言で着替えていて、後から入った担任は、「部屋に誰もいない」
と、慌ててしまいました・・・(笑)
とても疲れましたが、自分の掘ったお芋を、自分の責任で、自分で持って帰るという、いい経験になったと思います。
家に持ち帰る際、お家の方に、「これ、自分で掘って、自分で持って帰ったんだよ」と話す姿が、たくさん見られました。
お家では、天ぷらや、蒸かしてもらって食べたと子ども達が話してくれました。
きっと、特別おいしいお芋だったことでしょうね・・・。