絵本
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【ずるいねこのおはなし】 
「ずるいねこのおはなし」は、「ピーターラビットのおはなし」シリーズの一冊です。大人の手のひらに収まるほどの大きさの本で、どれも見開きの左のページにはお話が、右のページには絵がのっています。 このお話しは次のように始まります。 
○ずるい としよりの ねこがいて、ねずみを おちゃに よびました。○ねずみは じょうとうのふくをきて、おかってぐちへ おりてきます。おちゃは だいどころで、よばれることになっていました。○「ごきげんいかが ねずみさん。どうぞ このいすに おかけください」とねこは、いいました。○「まず わたしが パンとバターをいただきますわ」とねこは いいました。「そのあとで、ねずみさん、あなたは のこったパンのかけらを あがってくださいね」○「これは おきゃくにたいして しつれいなやりかただ」とねずみはこころのなかでおもいました。
こういって話のやりとりをしていくうちに、ねずみは、"この猫は、ぼくを食べるつもりだな"と気付き、来なけりゃよかったと後悔します。猫はその時、ミルクつぼを逆さにしてミルクを一滴も残さずなめようとしています。その時ねずみは机の上に飛び乗ってドンとつぼをつくので、つぼはするりと猫の頭にかぶさってしまいます。その間ねずみは、たっぷりとお茶をいただいて家へ帰って行きます。登場人物は二匹です。お話しも明快で、幼いお子様も充分楽しめるでしょう。小型の絵本なのでお子様をひざにのせて読んでおやりになるのもいいかと思います。
  

                     <福音書店>
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【 2007/01/16 14:32 】

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