りす組さんから続けている野菜洗い、皮むきをぱんだ組でも行っています。
今まで続けてきた事でピーラーでの皮むきはお手のもの!の子ども達で自信を持って行っていました。
そこで、次の工程でもある包丁で切ることに挑戦しました

親しみのある野菜で皮むきに慣れているキュウリを使おうと給食の先生と相談して

キュウリとカニカマボコのサラダ

を作ることにしました!
自分たちで作った料理を食べる喜びを味わってほしいという思いと
はじめて“切る”という事で
切ることを楽しみながら、キュウリの切った形の変化、匂い。また包丁の正しい使い方や危険性を知ってほしいなと思い取り組みました。
包丁を使うときの約束
★包丁を人に向けない
★振り回さない
★家の大人と一緒に使う
包丁の使い方
★箸を持つ手に包丁を握る
★反対の手は猫の手にして食材をおさえる
★手を切らないようにゆっくり切る
これらの事をやってみせながら話をして、実際に切るときにも個別に伝えながら行いました。
いよいよ切ります









1回目は練習に5切れほど切りました。
2回目はキュウリ4分の1を切りました。
1回目は緊張しながらゆっくりと
2回目は少し慣れ様子で、自分なりに手を切らないように気を付けたり、猫の手を意識していたり、包丁の向きを考えながら切る姿がありましたよ

繰り返し行うことで前の体験を生かして次に取り組む姿が見てとれました!
切った後のキュウリに塩をかけて水分が抜けるのを待っている間に
カニカマボコの説明をしました

「か に か ま ぼ こ」と言いにくい言葉ですが、何度か練習して
みんなで言ってみようと
「せーの。」で言ってみました
「かにぼこぼこ」「かにか...。」とか
あれ?なんか違う!?と大笑いでした

それからちゃんと言えるまで自分で練習していっている子どももいて降園するときに他のクラスの保育士に
自信を持って「カニカマボコしたよ!」と言っていました

キュウリを絞った水分を見せると
「キュウリの色だー!」「くさーい!」「へんなのー。」とか言うわりには、見せて!見せて!と何度も覗いていましたよ!
次は混ぜる工程

キュウリとカニカマボコにマヨネーズを入れました。
マヨネーズも一人ずつ入れました。
力加減が難しく、つい ピューっと多く出てしまったり、気を付けてチョロっと出したり、友達のマヨネーズの出し具合にこの日一番の盛り上がりでした

最後に混ぜる工程

菜箸でぐるぐる。子どもには力のいる事ですが、だんだんマヨネーズ色になっていくのが嬉しそうでした!
試食

小皿に出来立てのサラダをほんの少し。
本当に少しなのに「おいしー!!」「カニカマボコあった!」「このキュウリ大きいばい!」とホントに嬉しそうに食べていました

給食ではサラダのお皿がすぐに空っぽになっていましたよ

自分たちで作ったサラダは格別においしかったことでしょうね

食べながら、「これ、〇〇ちゃんが切ったキュウリだー!」とじっくり見たり、帰りの時まで包丁の使い方について覚えていた子ども達でした

この日の体験で
包丁のこと、カニカマボコのこと、マヨネーズのこと、混ぜたこと、食べておいしかったこと。
どれか一つでも覚えてくれてたり、家の人と話をしたり、楽しかった!面白かった!と感じてくれたらいいなと思います
