絵本紹介
今回はこの二冊を紹介いたします
「ぼくにげちゃうよ」
対象年齢 2歳~3歳から
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 子うさぎと母さんうさぎのお話です。
 ある日のこと、子うさぎは家を出てどこかに行ってみたくなりました。そこで母さんうさぎに「ぼく、逃げちゃうよ」と話すと、母さんうさぎは「おまえが逃げたら、母さんは追いかけますよ。だって、おまえはとってもかわいいわたしのぼうやだもの」と答えました。「母さんが追いかけてきたら、ぼくは魚になって泳いでいっちゃうよ」と子うさぎ。すると、母さんうさぎは「おまえが小川の魚になるのなら、母さんは漁師になって、おまえをつり上げてあげますよ」と答えました。「母さんが漁師になったら、ぼくは母さんよりもずっと背の高い山の上にある岩になるよ」と子うさぎ。すると、母さんうさぎは、、

といった子うさぎと母さんうさぎの、追いかけっこのような会話がほほ笑ましい絵本。愛されているからこそ逃げたい、でも最後には安心できる場所に戻りたいそんな幼児心理が、うさぎの親子の会話を通して描かれています。
 モノクロとカラーページが見開きで交互に登場する構成は文章に弾みをつけ、次はどんな問答なのか興味をかき立てます。特にカラーページは母さんうさぎの答えがそのまま描かれ、子うさぎと母さんうさぎがいろいろなものに変身して登場。魚になったり、岩になったり、このちょっぴり奇妙な変身が子供たちの目を奪われると思います!
 子うさぎが想像の中でどんなに逃げても、母さんうさぎは子うさぎを納得させる答えで追いかけて大きな愛を証明するのですが、この「愛」の形が世代を超えて読者を魅了する絵本です!

「めっきらもっきらどおんどん」
対象年齢 3歳~
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かんたという男の子が迷い込んだ不思議な世界のお話です。神社の境内に遊びに来たかんたは、遊び相手が見つからず、大声ででたらめの歌を歌いました。すると木の穴から奇妙な声が聞こえてきます。思わず覗き込んだ途端、かんたは穴の中に吸い込まれてしまいます。
 着いた先は夜の山。そこで奇妙なおばけたちと出会います。おばけといても、「遊ぼう」と誘ってかんたに断られると大泣きしたり、遊ぶ順番をめぐってけんかしたりという愛らしい3人組。いつの間かかんたも、奇想天外なおばけの遊びに夢中になります。
 幻想的な世界に、小さな心はわくわくしたり不安になったり。最後には「こわいよー」と叫ぶお母さんの元に帰る安心感も描かれた、冒険物語です!

かんたの現実のようで夢のような物語が描かれており、おばけとの予想がつかないやり取りが面白く「穴に落ちたらどこに行くんだろう?」「かんたはどうなるんだろう?」と‘次に何が起こるのか‘を考えながら絵本を楽しむことができるので、発想や想像力が豊かになる絵本でもあり、「めっきらもっきらどんどん」を実際に声に出して読んでみろと分かるんですが言葉のリズムが良く読むのが心地よく感じます。例えば、「ちんぷくまんぷく あっぺらこの きんぴらこ じゃんがら ぴこたこ めっきらもっきらどんどん」 「こんやはうれしや ともだちだ こんやはたのしや ともだちだ、うたえ うたえ あのうたを そらからきこえた あのうたを」などは読んでいる方も聞いている方もどこか心地良いリズムで構成されています。
そんな言葉遊びも楽しみながら、この作品の世界にどんどん引き込まれていき、絵本の楽しさを感じられる内容となっています!

もしこの絵本をどこかで見かけたときは手に取り、是非!!読んでみて下さい!(^-^)/



【 2024/03/07 13:40 】

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絵本紹介
とんで やすんで かんがえて

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❝あらすじ❞

ことりがちょっととんで、ちょっとやすんで、木の実をたべたら・・・
またちょっととんで。
そんなふうに少しずつ進んでいると、目の前にあらわれたのは広くて大きな海。

休むところも、木の実もない。
そこでどうしたらいいのかを考え始め・・・

ことりさんが前に進むにはどうしたらいい? それでも無理だったら?
ことりさんはどんなことを考えて、どんな答えを出したのでしょう。

今できることを精一杯頑張ることりの姿がとても素敵な本です。
それは子どもたちの姿とも重なる部分があります。
【自分のことは自分のタイミングで決めていいんだよ。】と応援したくなる一冊です。




えを かく かく かく

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❝あらすじ❞

絵筆をもった男の子がかくのは・・・
とっても青い馬。
赤いわに。
黄色い牛。
ピンクのうさぎ。など・・・
現実とは違った色鮮やかな動物たちをかいていくお話。

この本を手に取り読んで見ると、現実とは違った色鮮やかな動物が描かれていて、子どもたちのお絵描きに似ているな~と共感できる一冊でした。
絵を描く時に「この色で描きなさい」という決まりもなく、『間違った色なんてない。自由な色で描いていい』という作者の美術に対する思いが込められた本です。
この絵本の作者は“はらぺこあおむし″でも有名なエリック・カールさんです☺️ 子ども達と一緒に物語の世界を楽しんでみて下さい📕✨
【 2024/02/03 16:39 】

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『シナの五にんきょうだい』

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☆あらすじ☆
むかしシナの国に、姿かたちそっくりの5人きょうだいがお母さんと一緒に暮らしていました。きょうだいは5人ともそれぞれに不思議な力を持っています。一番上の兄さんは、海の水を全部飲み干すことができました。ところがある時事件に巻き込まれてしまい裁判にかけられることに・・・。でも、きょうだいたちの不思議な力で危機をのりきることができるお話。

絵がとてもユーモラスで目を引く一冊。同じ顔の5人きょうだいと思いきや母親も同じ顔
きょうだいで協力し合い、助け合ってピンチを脱していくストーリーは子どもだけでなく大人も楽しめる絵本です

『ランパンパン』

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☆あらすじ☆
わがままな王様におくさんをさらわれたクロドリが、王様に戦いをいどむため武装してひとり王宮へ向かう。ランパンパン!と太鼓をたたきながら。途中、ネコと木の枝、川、アリが仲間に加わり、一緒に行くことに・・・。クロドリは、無事に奥さんを取り戻すことができたのか?

仲間を引き連れてお城に行くのかと思いきや、何とクロドリの耳の中に入ってしまう⁉というところが、ファンタジーで子どもたちの興味を引く絵本。そして、”ランパンパン!”の響きが子どもたちには大人気♡ランパンパンの不思議な行進のリズムが印象的で素敵な絵本です





【 2023/12/23 16:37 】

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「ラチとライオン」 読んであげるなら:4才から 自分で読むなら:小学生低学年から
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ラチは世界で一番弱虫です。犬を見ると逃げ出しますし、暗い部屋には入ることが出来ません。
そんなラチのところに小さな強いライオンがやってきました。ラチはライオンがそばにいてくれていることで少しずつ強くなっていきます。ある日、友だちのボールを取った男の子をラチは夢中で追いかけボールを取り返します。ふと気がつくとライオンの姿はありませんでした、、、、。ラチが家に戻ると、ライオンから素敵な手紙が残されていました。といったのが簡単なあらすじにになっています。
「ラチとライオン」は怖がりの子どものお守りなってくれる絵本だと思います!
子どもの「怖い」という感情を、否定することなく一緒に乗り越えて自立への道筋を示してくれます。
現実では、子どもはこんなにすぐ強くなったり、強くなったから夢がかなうとも限りません。だけど、そんな現実を踏まえた上で、ただライオンの存在を信じられるのもこの絵本の良さだと思います!

「ちょっとだけ」 読んであげるなら:3才から 自分で読むなら:小学生低学年から
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こちらも簡単にあらすじを説明すると、弟が生まれて、なっちゃはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、いつもなっちゃんの要求に応えてあげるという訳にはいかなくなりました。そこで、なっちゃんはいろいろな事を自分ひとり
でやってみます。お姉さんになったからと頑張るなっちゃんですが、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を母親の深い感情とともに描いている作品です。
愛情たっぷりの最後のシーンなんかは、ママたちは涙なしでは見られないんじゃないでしょうか、、
作者が3人の子どもを持つママ、ということだけあって、子どもへの愛情いっぱいのストーリーです!背景がほとんどない、シンプルな絵も、子どもを温かく見守る視線で、「子どもって、本当にかわいい!子育てって、本当に素敵なことなんだ!」とまっすぐ訴えかけてきます。どんな立場の人だって幸せな気分になれる絵本なのでぜひ読んで見られてください!



【 2023/12/16 15:57 】

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『かいじゅうたちのいるところ』


かいじゅうたちのいるところ

 あらすじ 

ある日、おおかみのぬいぐるみを着ていたずらを始めたマックス。
大暴れするマックスは、お母さんから寝室に閉じ込められてしまいます。
するとマックスの寝室ににょきりにょきりと木がはえて、天井や壁も木の枝や葉っぱに隠れてあっという間にマックスのいる場所は森の中。
寝室だったその森に、どこからともなく波が押し寄せ、波と一緒に船も現れます。その船にのったマックスが、海を渡ってたどり着いたのは、 「かいじゅうたちのいるところ」 。
そこでマックスは、すごい歯をガチガチ鳴らし、すごい目玉をぎょろぎょろさせて、すごい爪をむき出してくるかいじゅうたちに囲まれますが―――。
さて、マックスは一体どうなってしまうのでしょうか?


独特なイラストで、色使いも鮮やか。怪獣が大きく描いてあり恐ろしさを感じるが、子ども達に人気の絵本です



『くまさんくまさんなにみてるの』


くまさんくまさんなにみてるの

 あらすじ 

ページを開くと、画面いっぱいに描かれているのは大きなクマ。
語りかけるような優しい言葉で、
「くまさんくまさん ちゃいろいくまさん なにみてるの?」
と尋ねてきます。
それに、
「あかいとりみてるの」
と、クマ。
ページをめくると次は、鮮やかな赤い鳥の絵。
「とりさんとりさん あかいとりさん なにみてるの?」
という問いかけに、
「きいろいあひるをみてるの」
と、鳥も答えてくれます。
最初に出てきたのはちゃいろのクマ 次に出てきたのは赤い鳥 その次に出てきたのはきいろいアヒル。
さあ、次はどんな動物がでてくるのでしょう?

2~3歳児は色に興味を持ち始め、動物の名前も知っていく時期です。
この絵本は色彩がすごく、アートな作品です。紫のネコや青い馬など独特ですが、子ども達も集中して見てくれています
【 2023/11/16 17:44 】

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